わきがは人を悩ませる疾患です。わきがになってしまうと、自分で治せないのは辛い所です。
病院に行き、わきがの原因である「アポクリン腺」除去手術を受ければわきがを改善させる事をさせる事は出来ます。
ただ、病院に言って治療を受けられるまで少しでも時間がかかってしまう事もあると思います。そう言う時の為に、わきがへの対策を考えてみましょう。
腋毛を剃ってみる
一時的な対処方法ですが、腋毛を剃ってしまう事で、わきが臭を溜め無いと言う効果があります。
これは、腋毛がアポクリン腺にとどまり、それを栄養にする常駐菌が増えてしまう。と言うメリットを解消する効果があります。
意外と単純に見えて、効果もそこそこ有るのでオススメです。ただし、腋毛を剃る時に、肌を傷つけないようにしましょう。
脇を清潔に保つ
脇の下をなるべく清潔にしておく事で、アポクリン腺を栄養とする最近の繁殖を抑える事が出来ます。
ただ、これのデメリットは、人前で汗を拭いたりするのは中々抵抗がありますので、少し難しいかと思います。しかしお風呂は毎日入る事は良い事だと思います。
食事を見直してみる
わきがの対策として、日常生活の改善から臭いを抑える事も出来ます。臭いを強くする食材があります。例えば、脂分の多い食事は臭いを強くします。
肉メインの料理や外食による脂分の多量摂取はアポクリン腺の分泌を促します。他にもスパイスやニンニク等、元の臭いが強い物は体臭を強くします。
完全に臭いを消せる訳ではありませんが、軽減させる効果はあります。わきがではないけれども、体臭で悩んでいる人も食事に関しては大いに参考にしてみてください。
デオドラント商品で消臭には少し注意を
市販されているデオドラント商品でわきがの臭いを軽減させる方法です。これは実は効果がありそうですが、実は臭いを臭いで消すのは逆効果の場合もあります。
強い匂いをさらに強い匂いで消してしまうと、混ざってより気分の悪い臭いになってしまう事があります。普通の汗の臭いなら効果的ですが、わきがの場合はそう簡単には消えない臭いなので、デオドラント製品に頼り過ぎはあまり良くないと言えるでしょう。
インナーを変えてみる
最近は体臭を軽減するインナーも商品化されているので、そう言う物を着る事で体臭が抑える事が出来ます。結構効果的だと最近評判は良いようです。
一番の対処は
わきがの対処法としては、やはり原因である「アポクリン腺」をどうにかしてしまう方が一番かと思います。
例えば、ボトックス注射と言う注射で汗腺の活動を停止させる方法もあります。ボトックス注射の効果はかなり高いですが、効果の持続期間が一定期間で切れてしまうと言うのがデメリットと言えるでしょう。
アポクリン腺を目視で確認し、メスで切り取る方法もあります。これは目視でアポクリン腺を確認出来るので、確実にアポクリン腺を除去する事が出来ます。
ただし、メスで皮膚下を露出させるよう切開させる必要があるので、傷口が出来てしまうのと、術後のダウンタイムが長いのがデメリットです。
切らない施術方法と言うのも有ります。これは超音波や高周波を照射し、アポクリン腺を除去します。効果は高く、傷跡が無いのが大きなメリットとして上げられます。さらにダウンタイムがほぼ無いのも選ばれる所です。
デメリットとしては、目視する事が出来ないので、除去し残してしまう場合もあると言う所で、場合によっては数回施術を受けなければならない場合もあります。
臭いの悩みは尽きませんが
わきがにしても、汗のにおいでも、臭いの悩みは尽きません。もし、自分がわきがと思う事があれば、直ぐ医師に相談してほしい所であります。
わきがでは無くても、汗の臭いが気になったり、不安があったら一人で悩まず専門医に相談してみてください。その悩みを解決できるかもしれません。